10月1日は、中華人民共和国建国70周年記念日。
香港デモに、一体どのような影響を与えるのでしょうか？（一説には「この日までに党がケリをつける」という噂もある）
僕は、その10月1日を挟む、9月19日から、10月5日まで、中国・香港に滞在します。その間、9月30日に、8月4日「現代ビジネス」掲載記事の原稿料（2万9000円）が入るまで、文字通り一文無しです。実際は1000円ちょっとあるのですが、これでは成田空港までも辿り着けないかも知れない。
まあ、中国に入れば、モニカに相談したりして、何とか食い繋ぐことは出来るでしょうが、広州のアパートに蟄居するしかないので、せっかくの取材の機会も、フイにしかねません（モニカには、「とりあえず片道の切符だけ」、と伝えていたのに、往復を買ってしまった）。
まあ、30日にゲットする2万9000円で、深圳と香港の往復は出来そうなので、「この特別な日」における、中国／香港（僕がこの表現を使っているのは、単にきちんと表記するのが面倒なだけで、政治的な意図は一切ありません）の人々や街角の「様子」を感じることが出来ればと思っています。
滞在期間中には、中国側でも、香港側でも、それなりの要人には会って話をするつもりです。出来る事ならば、その結果（感じたこと）を「現代ビジネス」に寄稿したいのですが、講談社のようなエリート出版社は、学識もなく何の組織にも属しない僕が書くような幼稚な記事は（幾ら一部読者の支持を得ようとも）扱ってくれないでしょうから、諦めています。この「社会の窓から」でアピールを続けていくしかありません。一人でも多くの人が、記事を読んでくれれば、嬉しいです。
それにしても、「現代ビジネス」担当編集者Ｕ氏の冷淡さには、哀しいを通り越して、呆れかえっています。8月4日の記事が掲載されてから、ギリシャ滞在中も、ギリシャから帰国後も、「連絡してください」とメールを待ち続けていたのに、一切無視。
別に「現代ビジネス」に記事を載せてくれ、と訴えたりするつもりはありません。メディアに関しては僕よりもずっと知識のあるＵ氏に、「社会の窓から」の今後の方向性などについて、異見などを聞きたいのです。僕の友人と言えば、年少のモニカやチエちゃん、スーリン、それに同年代のあや子さんやＪＴファンクラブ会長、、、など女性ばかりです。Ｕ氏は、僕にとって数少ない男性の友人・話相手で、感謝もしているし、ある意味尊敬もしているのですが、、、。
でも、若く有能で知識もたっぷり持ち合わせた一流大学出で大企業所属のＵ氏が、無知で貧乏で学歴も所属も身寄りもない僕などを相手にしている暇などないことは、よくわかっています。でも、この態度（虐めやパワハラとどこが違うのでしょうか）は、人としてどうなのでしょうか？
と、Ｕ氏に対しては、残念な気持ちばかりが募るのですが、「現代ビジネス」の「香港デモ報道」に関しては、（以前にも「推薦記事」を載せたように）結構いい記事が続いているので、一読者の立場として、嬉しく思っています。
今日アップされたのは、
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190918-00067236-gendaibiz-cn
という対談記事。
僕が伝えたかったこと（「事実」には様々な見方がある）が、だんだん他の執筆者たちにもわかって貰えてきているようです。「メディアの偏った報道姿勢はおかしい」と言い続けてきた甲斐はあったと思っています。
僕は、「香港」「中国」のどちらに対しても「敵対」していません。両方の味方であると信じています。中国の人々も香港の人々も仲良くしてほしいと願っているし（多くの方が言うように、人々は友好的なのに、国家が、、、、という表現をするつもりはありません、「中国共産党の政策」と「香港の高度な自治の奪回」も、両立すると、僕は思っています）。
僕が敵対しているのは、（その障害となっている）日本のマスコミ報道です。「善悪」を決めつけてしか物事を判断できない彼らの姿勢に対しては、徹底して「敵対」していくつもりです。でもそのなかで、「現代ビジネス」だけが、良識のある記事を出し続けてくれる。これは有難い事だと感謝しているのです。
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