青山潤三日記 2020.1.3 「香港デモの真実!」余禄
餓死寸前です(笑、、、、本当は笑ってなどいられないのですが、笑)
日記タイトルは、 (「エルヴィス~」とか野生生物関連以外の話題に関しては)「香港デモの真実!」で統一していこうかと思っています。読んでくださった方が、「えっ?読んでみたけれど、香港デモとは関係ない内容だろう?」って思われるかも知れません、、、でも、あるのです。皆、分かんないだけです。
ちなみに、去年の秋以来、「香港デモ現場には近づかない」と決めています。これは、「消極的」な考えではなく、「積極的」な視点に立っての、僕のポリシーです。
さて、まずは「謹賀新年」ですね。もっとも本番の「春節」はまだ先なので、新年のメール挨拶を交わしたのは、数人の知人だけです。
元旦、中国広州在住の元・日本人K氏にもメールしました。すぐに返事がきました。以下、そのやり取りです。
>僕:大晦日も元旦もマクドでバイト中、今日もこれから深夜清掃に入ります。9日に香港~広州着です。
>K氏:どこか、ハッスルされているお元気な青山さんが目に浮かびます。1月9日に広州イン、かしこまりました。
>僕:元気じゃありませんよ!死にもの狂いです。年末から食費一日140円。餓死しかねません。あと、(夜型生活にせねばならず)睡眠も上手くとれません。正直、9日まで生きていれるかどうか(給料支払いは15日)。羽田空港まで辿り着けば何とかなるのですが(一応電車賃を計算して、そのうえで一日の食費140円)。香港に着けば中国銀行のカードを使える(モニカに200元ほど振り込んで貰う)ので、そこまでが勝負です。
僕のブログの読者の方々に伝えておきたいのですが、間違っても「無理はしないでね」「健康に気を付けて」、あるいは万が一(実際は1/3くらいの確率だと思っている)の時に、「可哀そうに」「惜しい人を亡くした」「言えば助けてあげたのに」とかは言わんといてくださいね(「自業自得」とか「ざまあみろ」とかは言っても良いでしょうが、笑)。その資格はないですから。
「誰かに相談すれば、きっと助けてくれる人がいる」、、、そんなのは嘘です。(本人はそうは思っていないでしょうが)“趣味”で人助け(被災者への寄付など)をやっている人たちにとっては、目の前にいる弱者などは、自分とは無関係、どうでも良いのです。
これまでも、窮地に陥った時の最後の手段として、ブログ上で、ずっと助けを求めてきました。(かれこれ10年ほど前に手を差し伸べてくださった数人の読者の方を除いては)誰一人反応してくれません。むろん今回(昨年末に緊急救済要請を掲示)も、誰一人反応なし。
助けてくれる人(それはとりもなおさず最悪の事態の時に悲しんでくれる人)は、モニカとスーリンと、あと、窮地に陥った時のこまめな借金に応じてくださっている(でもなかなか返せないでいる)あや子さんら、僅かな方だけです。
三世はダメですね。ゴタクばかり並べて、どうしようもないです(笑)。まあ、僕の唯一と言っても良い日本人の友人(ほかに想い当たるのは、友子さんの90歳近くになる御父上と、40歳年少の「現代ビジネス」担当編集者U氏ぐらいかな?)であることだし、それに、これまでも(現在も)いろんな面で心の支えにはなってくれてるので、感謝はしていますが。
そこにいくと、何の見返りもないのを承知で、10年間に亘って僕を助け続けてくれているモニカには、頭が上がりません。第二次大戦後、中国の人達は、大陸に置き去りにされた日本人の孤児たちを、それこそ何の見返りもないのに、一生懸命育ててくれました。中国人の民度は最低です。出鱈目極まりないです。中国共産党の一党支配、他民族への侵略(彼らは融和と捉えている)などにも、怒りを覚えます。
でも、今の日本人に、上記のような行動が出来るのでしょうか? それを思うと、一日本人として、中国には感謝せざるを得ません。
とにかく、最悪の健康状態ではあっても、(健康を回復するためにも)当面の赤貧からは逃れねばなりません。幸い、年末になって、マクドナルドの深夜清掃作業の仕事をゲットすることが出来ました。
生活パターンを夜型に変えねばならず、十分に寝れない日が続いています。僕にとっては、睡眠不足が(第三者には信じられないほど)堪えるのです。それに加えて空腹。表面上「平気平気」と笑っていますが、実情は、相当にヤバイ状況にあると思います。
今回のバイト確保は、僥倖でした。これまでも何度か近所のマクドやコンビニでアルバイトを申し込んだのだけれど、顔見知りのスタッフの段階ではO.K.を得ても、上に上っての最終決定でアウトになって仕舞います。職業安定所(ハローワーク)にも度々赴きましたが、結果は同じです。
ネックになるのは、
保証人がいないこと。
電話を持っていないこと。
年齢。健康上の不安があること。
現実問題として、僕のような何の身寄りもない貧乏病弱年寄りが、ファーストフード店やコンビニや警備員などのアルバイトを得ることは、ある意味、岩波書店で本を刊行し、朝日新聞で記事を掲載するよりも困難なことなのです。そのことは、今の日本の社会の仕組みを、如実に反映しているのだと思います。
幸い、年末になって、以前から顔見知りで、今は正社員となった若いマクドのスタッフの手引きで、東京のアパートから3駅目にある店舗の深夜清掃の(短期雇用)の許可を得たわけです。ということで、体調に関しては、事が起こったらその時はその時で考えれば良いと、チャレンジしました。時給1200円余、深夜6時間勤務。年末までの5日間の給料は、1月15日に貰えます(口座振り込み)。
1月9日、香港・中国に発ちます。いつものように成田空港ではなく、羽田空港から。思えば、一昨年には酷い目に会いました。早朝出発で、前夜都内でU氏にご馳走して貰ったあと、最終電車で成田空港へ。朝になっていざチェックアウトをしようとしたら、そんな便はない、と。羽田発だったのです。もう間に合わない。モニカにこっぴどく怒られ、チケットを買い直しました(その時乗ったケニア航空の機内食が美味しかった!)。まあ、こんなドジを度々繰り返しているから、何時まで経っても貧乏から抜け出せないわけですが。
今回は失敗しません。空港までの電車賃(とマクドへの往復電車賃)は確保します。そのうえで計算すると、あと一週間の食費に回せる額は一日平均140円です。
マクドバイト中は、スタッフ割引で70円でハンバーガーを食べることが出来ます。近所の業務用スーパーで3個198円のご飯パックも購入出来ます(以前、三世が買ってくれた湯沸しポットに入れて温める)。おかずは、納豆と豆腐、ジャガイモやサツマイモ、キャベツ、少々贅沢に生卵(時々腹を壊しますが)。
なんとか餓死を免れ、生き抜かねばなりません。僕が死んで悲しんでくれるのは、とりあえずモニカぐらいしかいないので、頑張るしかないです。
ゴーンさん、日本脱出、良かったですね。超富豪の彼と、赤貧の極みの僕。でも、世間の「同調正義」の束縛から解き放たれる、という置かれた立場は、同じです。
地獄の日本を脱出し、中国のアパートに辿り着けば、トーストもチャーハンも、たっぷり食べることが出来ます。
あと1週間、頑張りぬきます。