社会の窓から

社会の窓を開け放ち、世界の人々と交わろう。

日記:2019.10.25

「ぎっくり腰」はピークを超えたと思います(と信じたい)。ほかの症状は変わりません。

今後の作戦です。

来週、某氏に8000円借りる手配をしています(以前の借金総額6万5000円)。一度断られたのですが、三世からも改めてのお願いをして頂いています(病院への電車賃と、出来れば銭湯に一回行きたい)。

来月5日に、役場で仕事の斡旋をしてくれます。マクドとファミレスは(ほぼ這って歩いているような状態ですから、笑)結局ダメでした。家賃滞納は4カ月、更新料4年分で、計25万円ほどが滞納総計になります。ただし、弁護士さんを通じ(絶対に生きているのが条件)、纏まった収入を得たときに(数回分割で)支払うことで話が付いています。弁護士さんへの報酬も、(役場とも相談しながら、、、ただし法テラスの使用は出来ない)その時点で考えることになっています。

11月の予算は3万円弱になります。7日夜に成田空港発(その直前に臼杵氏に会うことになっている)。次の帰国は12月4日。行きが5500円、帰りが7500円の格安切符です。モニカが購入してくれています。モニカへの借金総額は5万円前後ではないかと思うのですが、かなり丼勘定で、一部または全部をチャラにしてくれる可能性もあります(一応「ネイチャーアジア経費」ということで)。

今日現在モニカは広州の僕のアパートの近く(ご主人のお母さんと一緒?)に滞在している由ですが、実家(翁源貴聯)、ご主人のアパート(深圳)、お姉さんのアパート(東莞)、弟さんのアパート(東莞)、ご主人の実家(湖南省)を行き来しているので、その時にならないとスケジュールが立てられません。

湖北省滞在時(年に数回一週間ほど)は不可能。モニカの実家(8割方そこにいる)の場合は、町までならバスで4時間(1回乗り換え)、村までならバスで5時間(2回乗り換え)かかります。行って帰ってくるだけなら日帰り可能ではありますが、町で1~2泊することが普通です。

モニカのいないときは、自炊、またはアパートの近くの食堂で食事をしています。チャーハン、焼きそば、そのほか、、、概ね100円~150円程度です。ボリュームもたっぷりなのだけれど、何よりも最大の欠点は、「マズい」ということです。大家さんが昼飯や晩飯に招待してくれますが、中国人の食事時間は異常に長く、その間話に付き合わねばならないので(8割方言葉が理解できない)、気苦労が大変です。それで普段は外食にしています。

中国滞在時は、何よりも室内でWi-Fiが使える、という事が、最大の利点です。でも、グーグルは使えないし、ユーチュブとかフェイスブックとかも見れません(香港まで行けば見れる)。グーグルもユーチュブも利用できるけれど、自分の部屋ではインターネット自体が使えない日本と、グーグルやユーチュブは使えないけれど、自室でいつでもインターネットが出来る中国と、どちらが便利か、という事になれば、後者になると思います。

ノービザ滞在期限15日なので、一度香港を往復せねばなりません。広州のアパートから香港島の中心部までは(乗り換え時間を除き)4~5時間。やはり日帰り可能(新幹線往復2700円+バス往復300円+中国地下鉄往復100円+香港地下鉄往復800円)ですが、デモなどの取材をするときは、深圳などで1~2泊せねばなりません(深圳の常宿は、個室一泊1750円)。今回、何か騒動が起こりそうな日に焦点を当て、ビザランとデモ取材を兼ねて往復します(生き帰りも含めれば三回取材可能)。

それ以外の日は、アパートに蟄居している予定です。どこにも出かけねば、月1万円以内での生活が可能です。資料の整理に集中したいのですが、ハード・ディスクがなくては、どうにもならない。ハード・ディスクを購入するための7000円を、どうやって確保するか、というのが、当面の必須懸案です(モニカに買ってもらう、という手はあるのだけれど、中国製はちょっと怖い)。

桂林まで行って、スーリンにも会ってきたいのですが、交通費・宿泊費を考えると、気乗りがしません(会えば少しはカンパしてくれそうですが、笑)。

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今回、万が一予算が組めれば、上海を往復してこようか、と考えています。新幹線利用だと一日で行けるのですが、往復2万円ほどかかってしまいます。夜行列車なら1万円以内で行けると思うので、不可能ではありません。宿泊は芸術家村(なにかお礼のお土産を持っていかねばならない?)。オーナーに資金協力の要請をしようと考えていますが、これもプレゼン用の本が必要です。それ(入手のための資金)を考えると頭が痛くなってきます。あと、在上海の、日本人起業家?の方とも会って相談しておきたい、と考えています。

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今後を考えるに当たって、次の2つの方向性(の可能性)を念頭に置く必要があります。

●Ⓐあと1~2年は生き永らえる。

●Ⓑ毎日が生死の勝負。

Ⓐの場合は、時間的余裕があります。なんとか必要な資金を獲得して(そのための様々な作業をして)、完成を目指す。時間的・経済的余裕があれば、来春以降の調査活動も行う。

Ⓑの場合は猶予がありません。強盗でも詐欺でも何でも良い(←あくまで例えです、笑、、、笑っているわけにもいかないのですが、、、)ので、最低限の資金を手に入れる。

やるべきことを、「大事な順」と「必要な順」の両方を考慮し(両者は相反する可能性がある)、以下に示します。

★今ある資料の整理。僕がいなくなってから、モニカなり三世なりを経由して、将来に残して、人類・地球のために役立てる。大袈裟だと思われるかも知れないけれど、自分ではそう認識している。これまでに、様々な側面から協力してくださった人たちに対しても、義務だと思っています。

★そのために必要なのは、時間とお金です。時間で言えば、今の状況では、最短でも1年や2年はかかってしまう。「毎日が勝負」の状況とは、乖離がありすぎます。資金の調達の程度で、時間は短縮していけます。具体的に言えば、まともに使えるパソコンが一台あって、修理後引き取れないでいる(資料を収納した)ハード・ディスクを修理代を支払って受け取り、新しいハード・ディスクを2~3台購入。日本に滞在して作業を行うためには、室内でWi-Fiを使えるようセッティングを行う(携帯マシーンの購入?)。総額15万円ほどになると思います。

★マクドナルドの深夜時給が1200円ほど。コンビニも同じくらいではないでしょうか?8時間働けば、日当1万円。一カ月で目標額に達成します。しかし、コンビニからもマクドからも、以前救急車を呼んで貰ったりしているわけで、僕の体調がバレてしまっていて、雇ってはくれません。むろん、知らない店と交渉すればいい(一応何か所か交渉しているけれど断られている)のだけれど、首尾よく雇って貰ったとしても、早晩倒れてしまうだろうことは目に見えています(まあ、そんなことでアテネでのインド人ホテルでのバイトの件もパーになってしまったわけですが)。

★生活保護については、いろいろと複雑で難しい事情が重なっています。極端な表現ではありますが、「保護を受けることが出来ても実質お金は貰えない(手に残らない)」状況だという事。僕の場合、本来保護を受けられる立場にないのです。少なくとも昨年までは、一応、原稿料による収入があった。(国外とは言え)頼れる人間がいる。家賃支払いに際して弁護士の介入、、、、。等々の問題が複雑に絡まって、結果的には3万円前後しか手にできません。そして、国への返済とか、個人的な借用金の返済(上記したような少額です、もとより金融機関などからの借金はありません)とか、(今はそれも出来ない状況だけれど、以前1~2年間には)パソコン関係のアクシデントによる出費とか、、、、。もちろん、生活費(食費)もその中に含まれるわけで、日本にいる限り、月3万円では、それ(食費+Wi-Fi使用のための諸経費)だけでキチキチです。ただ、今のところ(大きな手術は別でしょうが)医療費の面倒を見てくれているので、それに関しては非常に助かっています。

★ちまちまと援助を募るのではなく、どこかで纏まった援助を受ける(スポンサーを見つける)。そのためには、準備が必要です。何を考えているのかを、目に見える形で示さねばならない。例えば、資料(写真など)をUSBメモリーに収納して提示する。その場合、まずはチェックして貰えません(東京都の条例で、公的機関におけるUSBメモリーでの遣り取りは禁止されているそうです)。中国の権力や財力のある方に協力を求める。やはり、目に見える形でのプレゼンテーションが必要となってきます。具体的には、中国語で書かれた自著(印刷物)。それは沢山あるのです。しかし、3年間コインロッカーに預けたままで、その支払いに数万円かかります。どの手段をとっても、行き詰まりになってしまうのです。結局、手ぶらで「泣き落とし」しかないのですが、それは賢明な(成功に至る)策とは思えません。

★三世は、いろいろと作戦を練ってくれています。このブログの作成もその一つです。別のブログ「青山潤三の世界・あや子版」も10年間余に亘り続けていますが、もとより経済活動へ直接結び付けることは、念頭に置いていません。僕もあや子さんも、膨大な労力と時間を費やしてきたのですが、支出分が(主にあや子さんの)持ち出しになるだけで、一銭の収入にもならない。それとは違って、「社会の窓から」は、“収入に結びつける”という前提で始めたものです。毎日掲載し続けることで(上手く行けば)広告料が入手できる。それを励みに、頑張って書き続けているのです(でも、一向に良い方向には進んでいないようです)。

★「香港デモに尽いての記事の閲覧数が多いので、それに絞って記事を書きましょう」という提案も三世から為されていますが、6月12日の発生以来撮影し続けている膨大な写真が記事の主体となるため、その写真自体を載せることが出来ない現状では、どうしようもありません。

★「香港デモの学生頑張れ!悪の警察に負けるな!」というスタンスで、「寄付」を募っている、自称ジャーナリストがいたりします。三世は、それに便乗することを勧めます。しかし、その対極にある、すなわち「香港の学生たちの“既得権奪回”を求める一方的な“正義”の主張には賛同できない」という僕のスタンスでは、そんなことが出来るわけありません。三世は「死ぬ気で援助を得ようとするならばスタンスが正反対でも何でもやらなきゃ」と言いますが、僕には出来ません(いろいろと “策”を廻らせてチャレンジするのは有りかも知れませんが)。

★「中国の蝶や野生生物に関する作品をネットで販売しよう」という案も出してくれています。30年間に亘る成果である無数ともいえる写真や資料があります。それらを活用すべく、自分でも(「あや子版」での作品紹介を中心に)様々な取り組みを行ってきました。でも、ほとんど全て、上手く機能していません。数少ない成功例が、実際に単行本の形で印刷販売した時と、プレゼンのためのサンプルを印刷し援助を要請した時のみです。目に見える形で示さねば、反応して貰えないのです。三世がいろいろと企画してくれているインターネット上での作品販売が、果たして収入に結び付くのか?それが機能するのなら幾らでも材料は提供出来ます(ただしハード・ディスクを手に入れて纏め直さねばならない、というジレンマが付き纏いますが、笑)。

★三世は、フェイスブックとか、ツイッターとか、インスタグラムとかも作ってくれています。でも、僕には活用する(それ以前にチェックする)能力がありません。三世のほうで、上手く活用してくれているのでしょうか?

★「香港デモ」の記事を纏めて単行本化する。現実的に考えれば、それが収入への一番の早道かも知れません。もちろん、出版を引き受けてくれて、なおかつ原稿料をちゃんと出してくれるところ、というのが絶対条件です。そこを見つけ出すまで、相当の時間がかかると思います。

★僕にとって、「友人」といえるのは、モニカとスーリンと三世ぐらいしかいません。3人とも貧乏です。でも、「青山さんを死なせるわけには行かない」と頑張ってくれています。ただ三世は、自身が現在グルジアに難民の身です。生き抜くのに精一杯の状況なのです。

★もし、来週8000円が入手できるなら、なんとか来月7日の中国脱出まで繋いで、そのうえで最低限必要な作業に取り組む。問題は、ハード・ディスク購入費の7000円をどうするか?

別に僕は死んじゃっても良いのです。でも、それまでに一つでも多く資料を纏めておきたい。

読者の方々に助けを求める次第です。