社会の窓から

社会の窓を開け放ち、世界の人々と交わろう。

2020.4.16 小池さんの会見

面白いことになっています。長岡は、ホテルも町も電車の中も(山の中でさえ)リュック難民だらけです(意外と若者が多い)。どうやら、(ある程度経済的に余裕のある)都民の少なからぬ人たちが、目的地無しの列車旅行を一斉に始めているようです。そのことを、小池さんはご存じだろうか?
小池さんの会見、見ていて気分が悪くなってきた。
スーパーとかマクドナルドとか全部閉じちゃったら、一人暮らしの貧乏人(ことに老人)は、途方に暮れてしまいます(僕の場合は外部と連絡も出来なくなってしまうし)。
 
「都民の命を守る」「医療崩壊を防ぐ」、、、等々、耳障りの良いことばっかり言って、現実を見ていないのではないでしょうか? たぶん貧乏人は、「都民」の勘定に入っていない。「コロナ」以外の疾患がある人間にしわ寄せがいく。
 
安倍さんは嫌いだけれど、小池さんよりは、まだ、貧乏人の気持ちを知っているような気がします。意見を聞いている「有識者」の中にも、「徹底的コロナ脅威論者」(大半)と、少数とは言えども僕のような考え(ウイルスと敵対するのではなく共存したうえで「正しく怖がる」)の人がいて、決定しかねているのかも知れません。明恵夫人や二階幹事長は、ある意味「別動隊」として、意識的に「反対のこと」を行ったり言ったりしているのかも知れない。
 
二階さんの発言に対して。
↓二階氏はのうのうと勉強会に参加。講演では耳を疑う傲慢発言をぶちあげた。国家の一大事にわざわざ話す内容とは到底思えない。
>「不要不急の外出はいけないとか、集まって何かするのもどうかと言われていますが、私はまあ、あんまり神経質になってもしょうがないと思います。好き嫌いを言わずにご飯を食べて、睡眠さえしておけば少々のことには勝ち抜くように人間の身体はできているんです」
 
明恵さんの主治医?の発言。
>(私の治療スタンスは)薬や手術というものを一切使いません。患者自身で問題を修復する能力を最大限に発揮させます。(新型コロナウイルスについて)不安と恐怖が、ウィルスに対する愛と感謝に変わった途端、ウィルスは、目の前で、ブラックホールから、突然、喜んで、消え去ります。
 
これらの発言が正しいか間違っているかではなく、それらの意見を一切封じ込めようとする(そうすることが当然だとする)「空気」は、一体なんなのでしょうかねぇ。
僕は、一応「科学」の端くれに携わっている人間なので、例えば「超常現象」などは全く信じていません。ですが、(信じてはいないけれど)否定はしません。そもそも勝手に否定出来るわけがない。
ある意味、科学の発展(科学絶対主義)は、人間の思い上がりの象徴です。科学で可能になることなど、塵みたいなものだと思っています。