社会の窓から

社会の窓を開け放ち、世界の人々と交わろう。

2019.12.18 青山潤三日記  「中韓が嫌い」という気持ちは理解できるとしても、、、それとは別次元の問題です。

昨日(12.17)のヤフーニュースの記事のコメント

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「野生の双子パンダが始めて撮影された」という話題。

ほのぼのコメントが多いのですが、「パンダの野生地はチベット、中国が略奪した」という、いつものコメントも数多くありました。それどころか、、、、

000さん***(チェックしたら削除されていました)

>パンダはウイグル固有の生物です。中国のものじゃありません。いいかげんパンダビジネスやめましょう。日本もワシントンみたいにパンダの契約をやめるべき。ウイグル解放後に平和の象徴としてまた借りればいいんだし。

milk***

>>ジャイアント・パンダは、四川省の成都市の西郊山地(および陝西省西安市の南、秦嶺山脈の一部)の固有生物です。パンダ棲息地のすぐ西側(大渡河の西岸)からチベット高原になります(行政としてのチベット自治区からは数100㎞離れています)。むろん、ウイグル自治区からも1000㎞以上離れています。
コメント主が中国を嫌いなことは理解しますが、間違った情報を安易にメディアに挙げるのは止めて頂きたいです。
ちなみに小生、パンダの野生地で30年間各種生物の調査を続けているネイチャー・フォトグラファーです。
追記:おそらくこの記事の映像は、本当の野生状態ではなく、(棲息地に接した)保護繁殖地で飼育されている個体だと思われます。

*僕のリコメントに賛同が多かったのは意外です。

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人民解放軍を辞めたらこうなる~~過酷な処分内容を公表 中国(CNN)

いつものように、「中国がいかに酷い国か」という中国サゲの記事です。「そりゃそうだ、独裁政治の自由のない国だから当然」という罵倒・軽蔑のコメントが並びます。

milk***
>>日本における中国大陸を始めとした幾つかの諸外国に対するメディアの報道、および一般市民のニュースの受け取り方は、相当なバイアスがかかっています。中国のやっていることが良いかどうか、ではなく、結果として、ステレオタイプ的な同調を(無意識的に)市民に強要することになる、日本のメディア(それに導かれた日本人の意識)の在り方には、多くの問題があると思います。

*こちらも意外なことに賛同が多くあった。

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長嶋一茂の芸能?ニュース
僕名前と字も読みも同じの有名人は2人います。小説家の故・庄野潤三と、プロ野球の(二刀流の元祖)関根潤三。

milk***
>>>関根さんは、一茂の「身元引受人」のような存在(長嶋人脈の大番頭格)。じっくり育てるつもりだったのが、翌年野村さんに替わってしまった。それが全てでしょう。もし関根さんのままで、のびのびと野球をやっていたら(タラレバの問題ですが)とんでもなく大化けしていたかも知れません。

*まあ、このような当たり障りのないリコメントには、賛同者が多数いるようです。

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これはヤフーニュースじゃあないのですが、半年余り前の音楽関係のコラムにこんなのを見つけたので、コメントを入れておきました。

穴沢ジョージさん

>4月20日、ジョニー・ティロットソンさんが81歳になりました。“Poetry In Mortion(ポエトリー)”が代表曲といってよろしいかと思いますが、僕らが中学生の頃、一番最初に耳にしたのは “Cuty Pie (キューティ・パイ)” だったなあ。それから “Princess Princess (プリンセス・プリンセス)” ね。

今になって昔の音源とか並べて聴いても、『キューティ・パイ』や『プリンセス・プリンセス』はなぜ本国ではシングルのB面で終わってしまったのかわかりませんね。ヒットする要素がないと判断したんでしょうかねえ。理解に苦しみますわ。この辺のことになると、売る側の問題が一番だったと思うので、歌う本人や聴く側の問題ではなかったろうと、冷静になって考えてみるわけです。

これらは、当時よくあった、俗に言う日本独自のヒット。でも、例えばニール・セダカの『恋の片道切符』が日本独自のヒットだったというのは、大変わかりやすい説明ができそうです。つまりこれはマイナー (短調) で、日本人ウケする。・・・というようにね。けれど、『キューティ・パイ』も『プリンセス・プリンセス』もメジャー (長調) で、ノリの良いテンポなど、ヒットしても全然おかしくなさそうなですがねえ。

余談ですが、「プリンセス・プリンセス」 っていう日本のバンドが出てきたときは、ああこれは僕らの世代の人間が思いついた名前だなと、思ったもんです。言うまでもないですが「エヴリ・リトル・シング」もね。

Jun A Loudermilk

>>>Cutie Pieは、Without You(全米7位)のB面で、両面共に自作曲。日本でヒットする前に、アルゼンチンでナンバー・ワン・ヒットとなっています(1963年6月8日付け)。アルゼンチンでは「涙くんさよなら」のスペイン語バージョンも大ヒットしています。

Princess Princessも自作で、Poetry In Mortion(全米2位)のB面曲。日本ではこの両曲に挟まれてリリースされたJudy,Judy,Judyも作者の一人で、You Can Never Stop Me Loving You(全米18位、ドイツで1位)のB面曲。ニュージーランドでナンバー1(1963年12月7日付け)になっています。他に、台湾、香港、東南アジア各地、オーストラリアなどでも大ヒットしたようですが、何故かアメリカや日本ではヒットしませんでした。

この辺りの曲の好みの「お国柄」が面白いと思います。