社会の窓から

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2020.1.28 ギリシャに戻って想うこと Ⅲ  コンデンスミルク三世&一世

 

今回も、三世のメールを、そのまま紹介します。

 

>日本人はユダヤ人と似てるところがあると思います。仲間意識、仲間の為に犠牲者を出す、青山先生が言った通り次につまらないミッションを受け継ぐ。前回の話は青山先生が読んだ記事についてたコメントについてのことです。

 

↑なるほど、同じ記事を読んでいたんですね。

 

>この人達はユダヤがイスラエル建国する為に踏み台にされたユダヤ人な気もします。大部分のユダヤ人は韓国人のように自国を動かしてるやつらに踊らされてると思います。他の国も、全世界同じ状況かとは思いますが、見てとりやすいのが韓国、日本だと思います。

 

↑ネトウヨの人達にとっては、一番言われたくない言葉だと思いますが(笑)、日本と韓国は似ていますねぇ~(日本の方が、まだ多様性があるのは確かですけれど)。韓国ヘイトをする人たちは、自分たちのやってること言ってることが、韓国人のそれとそっくりだという事を気付いていないわけで、、、。

 

>ヨーロッパ、石油王がいないムスリムの国でもいえますが、人間という猿が住める環境じゃないところに国をつくった結果、世界がこんな感じになり、猿が狂い始めたんだと思います。

 

↑白人(アングロサクソン)というのは、人種的には(寒い、あるいは乾燥した)環境で特殊化した“異常形”なのかも知れませんね。

 

>ヨーロッパの国は寒すぎ、食料無い、日も当たらないとなると、住むの厳しいんで新天地をみつけようと、新規開拓に行き、他の猿のグループから土地や食料を奪う。

 

↑ヨーロッパの大部分は北海道より北ですね。ただ、現時点での世界の文化の発展は、その北方の人類で構築されています。ニューヨークも北京も北海道より北です。寒く資源にも乏しいから、良くも悪くも、いろいろと知恵を付けて、一生懸命努力して(その中には戦争や侵略も含まれるのでしょうが)、近代国家に成り得た訳です。

 

>同じヨーロッパでも、ギリシャは一番南に位置し、資源も食べ物が豊富、日も当たり海も綺麗なので、新規開拓に出るどころか、ありとあらゆるものを他のヨーロッパや隣のトルコから奪われてます。何でもある環境で生きてきたので危機感もなく、とりあえず食っていけたらいいという文化で今どんどん他の猿から奪われていってます。

 

↑沖縄がまさにそれですね。僕は九州の南の屋久島に永くいたのですけれど、山間部はともかく、海岸沿いの集落は沖縄同様に年中暖ったかい。努力しなくても凍え死んだり飢え死んだりすることはないので、グウタラですね。朝から仕事もせず、一日中焼酎飲んで寝転がっている。んなわけで、東京から来たガイドの人達が観光客から金ぶんどって幅を利かせている。ちなみに、屋久島の位置する北緯30度20分ラインは、西に向かうと、中国の長江沿い(今話題の武漢も同緯度)、チベット高原の南縁、インドの北縁、アフガニスタン、イラク、イラン、エジプト、モロッコ、、、大西洋を挟んで、フロリダ半島の付け根(Johnny Tillotsonの故郷ジャクソンビル)、カリブ海北縁、アメリカとメキシコの国境地帯、カリフォルニア半島の付け根、、、北太平洋を挟んで、伊豆と小笠原の間にある鳥島に戻ってくるわけです。屋久島は例外として、大抵の場所は、紛争地であったり、砂漠の中だったり、劣悪な環境です。かつ、熱帯でもなく、温帯でもない、中途半端な気候。でも何故か、(少し南に位置する沖縄や、少し北に位置するギリシャも含めて)この「中途半端ライン」が、欧米文化繁栄以前の世界の文化の発祥地であるわけです(南米のインカ帝国なども位置的に対応)。

 

>ご飯食べれなくなった時にギリシャ猿達は戦いはじめると思います。

 

↑次世代の地球の繁栄地は、またこの「中途半端ライン」に戻ってくると予想しています(地球が壊滅しなければ、ですが)。

 

>ムスリムも何もない砂漠に住んだ結果、布を被ったり色々制限がある生活が良いという、この生活がいいという妄想に走ったのかもしれません。他の国は自由に生活してるので、それはフェアじゃないので世界中ムスリムにしないとと思ってると。

 

↑「制限がある生活」のほうが、ある意味「自由」を追求できるような気もします(具体的にそのことに触れると難しい話になってきそうなので、ここでは触れない)。素っ裸な女の娘より、衣を纏った女の娘の方にエロさを感じるように、、、。だから、みんな服を着ろ、と。

 

>その辺日本人も似てますね。日本人はヨーロッパ、ムスリム、ギリシャ、全てのマインドを兼ね備えてる気がします。だからめんどくさいのかと。

 

↑備えてはいるけれど、備え方がチマチマしている。本当にめんどくさいです。