社会の窓から

社会の窓を開け放ち、世界の人々と交わろう。

ElvisとBeatlesのはざまで~Johnny Tillotsonの時代 [2019年8月15日/日記]

何の脈絡もなく(たぶん何かの脈絡はあったには違いないとしても実質「全くない」に等しい状況で)、突然「Freddy And The Dreamers/I’m Telling You Now」というフレーズが頭に浮かびました。

例えば夢だって、一体何でこんな夢(人や話題)が出てきたのだろう?と不思議に思うことがありますね。それと同じだと思ってください。

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「エルヴィスとビ-トルズのはざまで~ジョニー・ティロットソンの時代」を、およそ15年間に亘り、自分のホームページと、ブログ「青山潤三の世界・あや子版」に、100編以上を掲載してきました。

また、2016年夏には、ジョニーと弟分のブライアン・ハイランドのタイ・バンコクにおけるジョイント・コンサートが開かれ、そこで50年ぶりに再会したジョニー本人に渡すため、大急ぎで400ページ超の自主製作単行本を作成しました。今後、それらを加筆再編しつつ、「社会の窓から」に再掲載する予定でいます。

大半は、1960年代前半のアメリカン・ポップスを対象としています。対象を駆逐した方の、新時代のアーティストたち、ことにイギリスのロック・グループのことは、ほとんど取り上げていません。

今回「社会の窓から」への掲載に当たって最初に取り上げるのは、冒頭に記した「フレディとドリーマーズ」。これまでの対象とは異質の話題を、突然思い浮かんだこの機会に、まず書いてみることにしました。

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1964年、アメリカのポップス界に、ビートルズと共に、無数ともいえるイギリスのロック・グループが押し寄せました。いわゆる「ブリティッシュ・インヴィジョン」です。

彼らによって、それまでの典型的なアメリカン・ポップスは駆逐され、音楽の世界のみならず、あらゆる文化が一変してしまいました。

旧来の文化は「つまらない間違った存在」、新しい文化は「魅力的で正しい存在」という「空気」が形成され、その「空気」に基づく世界観は、今に至るまで続いています。

その実態を改めて客観的に検証し、それに対する疑問を様々な方向から投げかけて行こう、というのが、僕の目論見です。 

音楽界に於ける「イエスキリスト的」な、絶対的な「正しい」存在は、ビートルズです。僕はビートルズ(正確にはビートルズを絶対的存在と信じている世論)が嫌いなのですが、彼らにくっついてアメリカに侵入した無数のゴミグループ(正確にはそれらを支持する世論)に比べれば、まだマシな存在ではないか、と思っています。

そのゴミグループの典型的存在(曲)が、「Freddy And The Dreamers/I’m Telling You Now」であると思い続けてきました。

「I’m Telling You Now(邦題:好きなんだ)」は、確かビルボードNo.1ヒットだったということ、他に「アイ・アンダースタンド」とか幾つかのヒット曲があること、ビートルズと共に一斉に湧きあがったゴミグループの一つで、多分すぐに消えたはずということ、等々を認識していました。

それらの曲はリアルタイム(1964-65年)で僕も聞いていたし、レコードも持っていたかも知れません。しかし彼ら(の曲)に対する興味は、一瞬の間に消え去って、50年間、思い起こすことは無かったのです。

つい1~2年ほど前のことです。ユーチュブで昔のヒット曲をサーフ・チェックしていた時に、たまたま「Freddy And The Dreamers/I’m Telling You Now」に再会しました。手足をバタバタさせながら歌う(その時は「見るに堪えない」と感じた)パフォーマンスに、数秒でそのユーチュブを閉じてしまいました。僕の中では、ブリティッシュ・ゴミグループの最悪典型例として、再認識されてしまったのです。

その「最悪典型」の曲が、今回何の脈絡もなく突如思い浮かんだわけです。あえて脈絡を探せば、何らかの思考の流れの中で「最悪のポップス」のことを考え、その典型たるこの曲で、最悪の程度を確かめようとした、ということなのかも知れません。

改めてチェックした結果、イギリスでは、1960年代初頭、ビートルズらと共に頭角を現し、1965年までに、1963年の3曲連続トップ3ヒットを含む9曲のトップ50ヒットを放ったこと、アメリカでは、ビートルズのすぐ後を追うように、64年 「I’m telling you now」のビルボードNo.1ヒットで華々しく登場、その後も「You Ware Made For Me」 21位、65年 に入って「I Understand」 36位、「A Little You」48位、「Do The Freddie」18位、とヒットが続いたこと、しかし、イギリスでもアメリカ(ラストヒットは「Send A Letter To Me」123位)でも、66年以降は、ヒットチャートから姿を消してしまったこと、などが知れます。

この流れは、他のブリティッシュ・グループと似たり寄ったりです。ということで、そのままチェックを打ち切るところでした。

*Wikipediaはブログやコラムに引用してはいけない?ことになっているらしいので、皆さんで「Freddy and the Dreamers」の項目をチェックしてみてください(英語版の方)。

画面が消える寸前に、メンバーの生年が目が留まりました。気になって改めてクリックし直し、もう一度チェックしてみました。

リーダーのFreddie Garrityが1936年生まれ、他は1940年2人、と1941年、1942年。 例えば、1940が2人、1942年と1943年が各一人のビートルズよりも、むしろ年長。ちなみに、同じようなスタイルで、ずっと人気が長く続いた(4年)ハーマンズ・ハ-ミッツのリーダー、ピーター・ヌーンは1947年生まれ。

1936年生まれと言えば、ビートルズより一つ前の時代のエルヴィスより一歳下、ロイ・オービソンやボビー・ダーリンやバディ・ホリーと同年、リッキー・ネルソン(米)やクリフ・リチャード(英)より4歳上。 ちなみに、ジョニー・ティロットソンの3(または2)歳上です。

ローリング・ストーンズのオリジナル・メンバーは、ミック・ジャガーが1944年、キース・リチャーズとブライアン・ジョーンズが1943年、チャーリー・ワッツが1941年、そしてビル・ワイマンが1936年生まれです。

結成当時のリーダーはブライアン・ジョーンズだったのですが、ミック・ジャガーが紛いなき主役であるのは、異論を挟むことの出来ない事実です。ビル・ワイマンはミックよりも8歳上。

まあいわば、ビルは余計者で除け者扱い、大多数のファンや評論家からは、ビジュアル的にも音楽面でも、否定というよりも無視されている存在です。

一方 ボブ・ディラン(1941年生まれ)のように、「ビル・ワイマンのいないストーンズは抜け殻」と、非常に高い評価をしている人々もいます(バンドとしてのストーンズの魅力はビルのベースが大きく関与していた)。

両極端の評価を得ているわけです(この話題については、改めて独立した項で行う予定です)。

フレディ・ギャリッティは、そのビル・ワイマンとも同じ生年です。

ミックやハーマン同様に、バンドの「主役」ではあるのですが、年齢からも、風貌(というか言葉では表現困難な雰囲気のようなもの)からも「アイドル」的要素からは程遠い、という事実は、ビル・ワイマンの場合と同様です。

そのようなわけで、彼の年齢に基づく“アイドル・グループ”としての「立ち位置」に、少なからぬ興味を持ったのです。ついでに言えば、身長が僕と同じ160㎝であることも。

それで、日本語のコラムもチェックしてみることにしました。幾つかをピックアップしておきます。

●「カレン08」という方の「ロックの部屋」から (2009年) https://plaza.rakuten.co.jp/696900/diary/200903260000/

数あるビートグループの中で、他のグループが10代から20代前半のファンをターゲットにするのを横目に、一貫して“お子ちゃま向けバンド”に徹し続け、65年までヒットを連発、世界的人気を博した。 演奏力は【ビートルズ】以上、特にエレクトリックギターの鮮鋭度が抜群で気持ちがよい。楽曲からは、それほどコミカルな印象はなく、ストレート。コーラスも決まっている。ただ、やや楽曲がワンパターンで単調。これを4年間続けられたら、いい加減飽きてしまうんじゃないかな。 シングルヒットが無かった1967年以降の作品の方が圧倒的に楽曲に魅力があって、楽しいのだけど、サイケデリックなロックの新しい波に乗っていないのは明らかで、時代に取り残された上に、70年代を迎える前に解散しちゃったのかな。

●「酒とオールデイズロックの日々」というコラム 2016年6月12日「残らなかったがそれも良し」 http://groovingood.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-b73b.html

>このバンドの強みは卓越したフレディの歌唱力でしょう。フランキー・ヴァリのような見事なファルセットもこなせばハードなシャフトも特異、コミカルな曲、ロックンロール、ブルース、バラードなんでもこなしました。何よりも声に癖がなく実に奇麗で芯がとおっております。他のメンバーの歌唱力も高く、各々がボーカルも担当出来るようでした。

>彼らの良さにシングルB面収録曲の素晴らしさがあると思います。特に素敵だなと私が思うのは66年「ターンアラウンド」(英国でもヒットしていません)のB面「ファニーオーバーユー」(フレディ作)で63年から64年にこの曲をA面で発表していればベスト10内の大ヒットであったろうと感じます。

>同じくほとんどサウンド変化をしなかった(私にはそう感じますが)ハーマンズハ-ミッツとの差は何ぞや・・・ あ~っ、簡単だ。アイドル性でした。 フレディを含めバンドにはイケメンは確認できません。ハーマンズは超アイドルのボーカル、ピーター・ヌーンがいました。

ちなみに、このコラムの一つ前回(2016年6月5日) 「オールデイズアイドル歌手たちのギター」 http://groovingood.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-4f2a.html には、リッキー・ネルソン、ディオン・ディムッチ、ブライアン・ハイランド、ボビー・ヴィー、ボビー・ダーリン、フレディ・キャノン(そういえば、フレディ・キャノンも1936年生まれです)と共に、ジョニー・テイロットソンも、若き日にギターを弾きつつ歌っていたポップアイドルの代表、として紹介されていました。この文章内容が、なかなか興味深い。かいつまんで紹介しておきます。

>50年代後半に登場したアイドルの彼等、ギターを触り始めたのは皆、小学生位でしょう。ピアノと違い当時この楽器はほぼ独学に近いものになるはずです。ですから同じ曲をプレイすると各人によって奏法が皆違っていたはずで、これが実に味わい深い現象となって現れたはずです。

>かつてのオールディーズのアイドル達の味わい深いギタープレイ。70年以降のロッカーのギターソロとはまた味わいが異なるでしょう。勘違いしてはいけないのは「今のギタリストが優れていて昔の人達は下手糞」ではないのです。これは結構現在ギターを弾く人達がドツボに嵌る誤解のようです。

>ユーチュブ等でも老齢となった彼らアイドルの、グルーブ溢れるギター演奏とボーカルが楽しめます。「50年も60年も前の音楽だし、ましてこの人達のギターなんか」と言っていないで是非参考にされると素晴らしいと思います。

●yoshima ryoichiという方の「ロックンロールで一夜漬け」というコラム http://yoshima-ryoichi.hatenablog.com/entry/2017/02/27/185325

>イギリスのバンドってどことなく暗めでしっとりしたイメージがあるのですが、フレディ・アンド・ザ・ドリーマーズはとにかく陽気ですね。

>サムネを見ると眼鏡の白人、はてバディ・ホリーかな?と思って開くと、明らかに挙動がヤバい。なんだこれ・・・。

>よく聴いてみると、コミックバンドかと思いきや曲はとてもポップで歌やコーラスも上手です。音的には優等生っぽいのがなんとも面白いですね。

>30年後の姿もyoutubeにありました。歳はとっているけれど、なんも変わってないっすね。なぜか冒頭のヒャハハハハーで目頭が熱くなります。ぶれない格好良さ。

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そうなんだ、、、、。

僕の思い(大衆に迎合したクソグループ)とは逆に、彼らなりの揺るがぬポリシーの基で演じ続けてのパフォーマンスだったんだ。

1966年以降、イギリスでもアメリカでもヒットチャートとは全く無縁になって、それでも80年代に至るまで活動を続け、(ノンヒットと言えども)多くのシングルも発表してきたのです。アイドルになることを敢えて求めず、子供たちを対象とする姿勢を最後まで貫いたことは、潔いと思います。なんだか、泣けそうになってきました。

同じ頃(1964-65年)、フレディよりほぼ一回り年下(僕より5か月上)の、ピーター・ヌーンをメインとするThe Herman’s Hermit’sが英米で大ブレイクし、2年そこそこでヒットチャートから消えたFreddie and the Dreamersとは違い、4年余りトップグループの座に君臨し続けました。

若い女の子にモテまくって絶大な人気を誇ったピーターとは対照的に、余り女の子にはモテそうもないフレディ(若くハンサムでモテる誰かさんと、老人でブサイクでモテない僕との比較みたい、笑)は、同じような世界にいても、実質別世界の住人なのかも知れない。

ところが、意外と別世界では無かったのですね。これらのコラムのすぐ近くに、気になるユーチュブがありました。

●Peter Noone interviews Gerry Marsden and Freddie Garrity https://www.youtube.com/watch?v=Nc71nAyf6zM

なんでフレディのところにハーマン(ピーター・ヌーン)が?と思ったら、中年になったピーターを、フレディともう一人のおじさんがインタヴュー(というか雑談)していました。船の上で、、、、。「マージー河のフェリーボート」。ということは、、、もう一人のおじさんは、、、そう、ジェリー&ペイスメイカーズのジェリー・マースデン(1942年生まれ)です。

1936年、1942年、1947年と、歳は少しずつ違いますが、同じ頃にブレイクした同世代です(「同世代」という言葉を最近の日本では「同年齢」という意味で使うようですが本来はより幅を持った「同時代」の意味合いが強いと思います)。それぞれ年を取って、昔を振り返っています。

スインギング・ブルージーンズとかホリーズ(ここで流れる「Just One Look」は彼らの米初ヒット[ビルボード98位]で当時僕の大好きな曲でした)とか、初期の「ブリティッシュ・ロック」の話題のあと、「I’m Telling You Now好きなんだ」がかかります。フレディは皆のに比べれば取るに足らない曲だよね、みたいな感じで謙遜しています(たぶんそんな雰囲気)。

次に、ハーマンズ・ハ-ミッツの「ミセスブラウンのお嬢さん」。いやあ、なんとも可愛いというか、女の子たちが彼に夢中になる気持ちが僕にもよくわかります。彼らが日本に来た時(1966年の大阪公演)、僕もミーハーのノリで女の子たちと一緒に追っかけまわした。僕もピーターも18歳で、、、向こうは女の子入れ食い状態、僕はまだ女の子の手さえ握ったことがない。

今思えば 悔しいというか(笑)。でも、今船の上でフレディやジュリーと楽しそうに喋っている中年ハーマンは、(昔の面影は残っているとはいえ)普通のおじさんです。今なら僕でも勝負出来るかも知れんです(笑)。

最後に、3人で(若いギタリストが一人加わって)船の上で「マージー河のフェリーボート」を歌いました。50年ぶりに聴きました。涙が、どっと溢れてきました。

ふと、画面を下にずらし、画像の下のコメントに目をやりました。上から、2番目のコメント、、、。

>フレディ、あなたは間違っている。 「I’m telling you now」は、素晴らしい曲である。 2つの調律の変換を見事にやってのけた。 上品で素敵な曲、そしてメンバーたち、、、。 あなた達は、真のロッカーだ。

ドドドッ、、、と涙の洪水です。チエちゃんが心配して、一体何事?と尋ねます。

そのユーチュブの横の欄に、もうひとつ気になる記事がありました。

Songs for Four Seasons(2011年)  ピーターヌーンとは、誰の事だったのか? https://songsf4s.exblog.jp/16533042/

>誤解を避けるためにはっきりさせておきますが、ハーマンズ・ハ-ミッツは「ロック・グループ」ではありません。「ポップ・グループ」です。そして、ピーター・ヌーンは「十二、三歳の少女が対象だった」とはっきりいっています。その点をお忘れなく。

>ブリティッシュ・インヴィジョン・グループというのは、みな身奇麗で、ポップな曲を明るく歌っていました。概ねストーンズのせいといってかまわないと思うのですが、いつのまにか、ブリティッシュ・ロックだけが持ち上げられ、マージー・ビート・グループなどは、ライト級として、脇に追いやられたことには、いつも書いているように、強い違和を感じています。

>まあ、われわれの世代だけが楽しめばいいのであって、ストーンズ以降の汚づくり反逆ポーズ・バンドだけが60年代イギリスだという大誤解なんか、ほうっておけばいいのですが、自分の見た音楽の歴史をすり替えられたような気分も残るので、少しは抵抗しようと、前回までのDC5シリーズに続き、ハーマンズ・ハ-ミッツという、お子様向けグループのことをちらっと書いてみようと思ったしだいです。

>さて、リード・シンガーのピーター・ヌーン(ハーマン)のインタヴューです。笑ったのは、「ローリング・ストーンズ」誌の記事についてきかれ、「ローリング・ストーンは俺にインタヴューしたことなんかない。俺はイギリス音楽シーンのいたって独立不覇にしてきたきわめて知的なメンバーだから、連中を忌避してきたし、昔も今も変わらぬ彼らの価値に見合った侮辱的態度で接してきた」と答えていることです。

>わっはっは!ごもっとも。たしかに、ローリング・ストーンほど軽蔑に値する雑誌はありません。音楽業界の人間で、これほど明確にあのアホ馬鹿音痴雑誌を否定した人はいないでしょう。これだけでも、ピーター・ヌーンを偉人と称えたくなります!

>ついでにいうと、だれもが馬鹿にする「16」誌を賞賛しているのもご立派。たしかに、ピーター・ヌーンは、自分でいうとおり、independentで付和雷同しない人物のようです。

>ハーマンズ・ハ-ミッツについて長々と書くなんてのは、野暮の骨頂のような気もするのですが、偉そうにそっくり返ったローリング・ストーン誌だったら、十二歳の少女のための音楽をつくっていたバンドのことなど、絶対に褒めないことに思い至り、ピーター・ヌーンと同じく、独立不覇で付和雷同せず、きわめてインテリジェントな人間として(わっはっは)、ローリング・ストーン誌を徹底的に侮辱するために、この際、やったろうじゃねえか、と思い直しました。

よく言ってくれた、とまた泣いています(笑)。僕と同じような思いの人がいたんだ、、、。

僕も誤解なきように言っておくと、違和感を抱いているのは、媒体としての「ローリング・ストーン誌」です。ザ・ローリング・ストーンズは偉大なアーティストのひとつだと思うし、ボブ・ディランの「ライク・ア・ローリングストーン」も、素敵な曲の一つです。

でも「ローリング・ストーン誌」は、それらが纏う属性、すなわち「空気」だけを神格化し、大衆への橋渡しを行っているクソ雑誌です。

僕が単行本刊行を予定している「エルヴィスとビートルズのはざまで~ジョニー・ティロットソンの時代」には、一章を設けて「ローリング・スト-ンズ誌」(への大衆の盲目的追従)に対する疑問を投げかけているのですが、改めて「社会の窓から」に再掲載することも考えています。

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https://www.youtube.com/watch?v=wBQUtSCiZUU 朝からゴキゲン I’m Into Something Good(Herman’s Hermit’s)  1964年 ビルボード13位 (イギリス1位)

https://www.youtube.com/watch?v=zR3YngNMTYE ハートがドキドキ Can’t you Hear My Heart Beet(Herman’s Hermit’s)  1965年 ビルボード2位 

https://www.youtube.com/watch?v=wFrAq9mrqQo 好きなんだ! I’m Telling You Now (Freddie and the Dreamers) 1964年 ビルボード1位 (イギリス2位)

https://www.youtube.com/watch?v=jhZzXSkqrRg アイ・アンダースタンド I understand  1965年 ビルボード36位 (イギリス5位)